不思議にひと触れ

Kis-My-Ft2と私

いちキスマイ担がKAT-TUNのLiveDVD『Break the Records』をみた話

前回のエントリーに書いた通り、キスマイのシングル『INTER 』収録曲『Tonight』のダークでアグレッシブな魅力にすっかり夢中になった私。その影響でジュニア時代のギラギラキスマイが見たくなり、最近KAT-TUNのライブDVD『Break the Records』を手に入れてちょいちょい観てたんですが、これがすこぶる面白くて!

若き日のキスマイはもちろんのこと、熱かったエビキス、伝説の6人編成のKAT-TUNについて、そしてグループって?アイドルって? …とまあ、とにかく色んな感想・思うところが自分の中で噴出してたまらなかったので、ちょっと収集をつける為、まとめていってみようかなーと思います。

 

まずキスマイちゃん達なんですが、いやホント出番が多い。特にこのライブはABC-Zも付いているので非常に豪華! 今だったらキスマイのライブにスノーマンとストーンズが両方付く感じなのかな、そんな贅沢あるんかいな!あったんですねそんな奇跡。当時をリアルタイムで知らない私ですら随所でもうめっちゃエビキス!って高まる。五関くんと千賀くんのキレッキレのシンメダンスとか超見応えあるし、河合くんが天女の羽衣みたいな長い布を両手に持って舞い踊るとことかホント華麗で美しい。(あれもし河合担として私が会場に入ってたら昇天するやつ)  あと、白い布を被ったマネキンの手を取りエスコートするみたくステージ上に現れてこちらを振り向く河合・藤ヶ谷・北山・戸塚の表情の色っぽい事!

そして、般若の面を付けた7人組が次々に面を取っていってキスマイ登場〜!ってなる場面とか(しかもアップで写してくださる)ワルモノ見参!って感じでまーじーで!鬼カッコいい‼︎

しまいにはえびの『Vanilla』、立て続けにキスマイの『FIRE BEAT』の全力披露もあり、十代&二十歳そこそこの今の100万倍くらいカッコつけまくりチャラつきまくり(特にキスマイ)のジュニア両雄時代の彼らが見られます。

踊ってる時やたら舌をチラつかせてたり(特に藤ヶ谷氏。口が渇いちゃうよ!)、謎すぎる構造のトンデモ髪型してたり(特に千賀氏。地獄の髪型時代(by本人)と思われる)、眉毛の細さも角度もやばかったり(特に二階堂氏。今と人相が違いすぎる)などなど、やりすぎ盛りすぎな若気のいたり的危なっかしい部分がちょいちょい見受けられますが、瞳に夢と野望を輝かせ、シャープに精力的に躍動する姿はやはり眩しく、若くイキのいい体力的にも技巧的にも充実したこのぐらいの年齢のジュニアというのはやはり非常に魅力的だなと思いました。こうやって、若き日の彼らの活躍が映像に残っているというのは大変ありがたいことです。

 

んで。肝心のKAT-TUNなんですが。

TVの特別歌番組などでジャニーズが一堂に会するJメドレーみたいなのを見ると、曲や衣装や本人達の雰囲気から、私はキスマイ以外だったらKAT-TUNが好みかなーとは思っていたんですが、今回それをホント実感しました。いやーKAT-TUNは実に私のツボを突いてくる。生バンドが入っていて(これすごく羨ましい!)ダークでハードめなロックが多いのも嬉しいし、バラードもポップなやつも曲がほとんど「ウワーこれ好き‼︎」って感じるものばかりで、何より世界観がたまらない。

前から可愛い感じや爽やかな感じよりはカッコつけまくってる感じの方がグッと来るなーとは思ってたんですが、カッコつけにも色々あって、特に私は元々マンガ好きという事もあり、中二風味なカッコつけっぷりに弱い。キスマイもかなり中二っぽいとこがあると思うんですけど、かつん先輩はもっと耽美で鋭利な印象。尋常じゃない数の炎の特効や大量の水を使った幻想的な演出、6人それぞれが異なる6つの惑星の王様っていうライブコンセプトがまるで○ーラームーンすか⁉︎って感じだし、極めつけは鎖を張り巡らして薔薇の花を絡めた鉄格子の檻みたいなセットとか出てくるんですよ!超中二じゃないすか!でもその中で妖しく微笑みながら『SADISTIC LOVE』なんつー曲を歌い上げるKAT-TUN様達の絵になる事。ホラーとゴシックは美形だから成り立つというのがすごくわかる絵面です。

そう、今回見てみて改めて実感したんですが、KAT-TUNて全員ビジュアルが強い。キャラ要員ぽいファニーフェイスな人がいない!(そういう人大好きだけど。)  みんな細いし身長もそこそこあって(全員170以上はあるっぽい)立ち姿がスッとしてるし、タイプは違うけどそれぞれ顔の造りが整っていて誰をどのタイミングでどの角度アングルから見ても常に美しい。だから時たま出るあんまお行儀のよろしくない振る舞いとか物憂げな気だるい表情すら、なんか絵になってしまう。

オープニングは高く組み上げたセットの上から登場するんですけど、その時KAT-TUN様達は柵にもたれたり肘付いたりしてまっすぐ立ってないんですよね。つーか3人は座っちゃってる! 赤西くんは柵に足かけて斜め座りしてるし亀梨くんは体ごと柵の上に乗っかっちゃってるし上田くんなんて柵に背を預けて横座りしながら片足プラーンさせて歌ってるんですよ。しかも赤西・亀梨・田中はグラサン装着で(6人中3人がグラサン!1グループ1グラサンじゃないのか⁉︎)ガラが悪い事この上ない。もうホント6人合わせて統一させようとかなく、めいめい自分の好きな格好・フリーダムな体勢で現れちゃうわけですが、スター登場でファンが熱狂の黄色い歓声を飛ばしまくるなか動じることなく余裕たっぷりにそれぞれが好きなスタンスで歌い出すその姿は、ちっさいことは意に介さず天上から気ままに民を眺める惑星の王様達といった様相を呈していて、揃ってなくても実にサマになるんですよね。逆にその自由さ、奔放さが王者感を醸し出すというか。オープニングは揃いのやる気満々キメキメポーズで登場するものという認識を持っていた私にはカルチャーショックでした。

また今回特に、メンバーのソロコーナーが時間もたっぷり取ってあって(体感的にはキスマイの倍くらい、いやそれ以上時間をかけている印象)すごく充実してるなーと思ったんですが、6人全員それぞれテイストの違うカッコいいことをやっているんですよね。キスマイの持つとんちきギャグ成分や振り幅のでかいごった煮感をこよなく愛する私ですが、お笑いとか入れなくても、カッコ良さで違いをつくってバリエーション豊かに多彩に魅せられるものなんだなというのは新たな発見でした。

そう、繰り返しになりますが、このライブDVDの中でKAT-TUN様達は全員カッコ良く美しくキャラを立たせております。私は正直亀梨くんと、個人的にけっこう好きだった田口くん以外は彼らのキャラをよく知らなかったんですが、上田くんとか口数は少ないけどちょっとした仕草や表情がいちいち可憐で可愛らしくてとても存在感があって。フワッとしたボブみたいな髪型とかソロコーナーの白いフリル衣装着てのピアノ演奏(しかも上手い!)とか似合いすぎだし弾き始める前に「静かに聴いてね」って感じで口元に両人差し指でバツ印つくって観客席をちらっと見るとことか、パーフェクトに演奏できてヤッター!って無邪気に両手伸ばして喜んでるとことかホント可愛いくて仕方がない。今の体育会TVとかでのバキバキ漢っぷりが信じられない。(今もすげーカッコいいんですけど。)

あと、中丸くんは思ってた以上にボイパが上手くて(1コーナー持たせられるくらい)、ソロコーナーのパフォーマンスと映像を組み合わせた演出がとても洒落ててサブカル男子感に溢れていて。主張は激しくないけどトークもバランス感があって、そういう器用さやセンスの良さ、安定性が今のシューイチでの活躍や番組司会抜擢に繋がっているんだなーと思ってみたり。

そして、私は彼らが6人で活動をしていた時期をほとんどちゃんと見たことが無いので、正直赤西氏や田中氏についてはあまり良い印象を持っていなかったんですけど、このDVDを見ると彼らがいかに優れた逸材だったかということを痛感しました。

赤西くんはとにかく歌が上手い。声量がすごいあるとかそういうタイプではないと思うんですけど、主メロを歌う時だけでなくフェイクの入れ方とか他メンバーが歌う主旋律への巧みなハモりとか、ニュアンスや声の色合い・雰囲気の出し方みたいな部分が抜群に上手い。全編通してみると割とフィーリングを重視するというか多少ムラっ気のある人だなという印象はあるのですが、会場やメンバーその他諸々とのグルーヴの波が合致した時の爆発力は他に類を見ないものがあると思いました。

そして田中聖さん。坊主でイカつくてガラの悪いラップする人という印象しかなかったんですが、改めてよく見るとすごく顔がかっこ良かった。今回彼はソロコーナーで片目に縦にアイラインを入れているんですが(曲目が『PIERROT』だから)、そんな中二メイクも地顔がかっこいい為ちゃんと似合ってる。そしてラップも目立つけど実は歌も上手い。特にロック曲の歌い方がとてもこなれていて迫力があり、彼が今バンドでボーカルとして活動しているというのが納得です。そして、何より観客のノセ方が上手い。KAT-TUNのライブで有名な「お前ら、声出さねえと命は無えぞ」は彼の談ですが、一見乱暴な煽りのようでいて、通して見ていると実は彼が会場全体をよく見ていて、ここぞというタイミングでシャウトしているという事が何となく分かります。観客の呼吸を捉え、メンバーとジュニア含めた出演者スタッフの覇気を高める盛り上げ隊長。かつ、その場その空気その音を全身で楽しみ味わっているという事が画面から伝わってきて、本当に人前に立ってパフォーマンスをするという事に向いている人だなーという印象を受けました。

そんな4人に加えて、長すぎる手足なのになんでそんなにダンスが上手いんだ!(おまけに歌も上手い!)田口王子様に、言わずと知れたアイドルの天才・亀梨くん(とにかく自分を魅せる為のあらゆる表現力がやばい。喋りもきちんと出来るしホント何でもできる…すごすぎ)ですよ! 

そんな最強の6人が歌う前半のクライマックス『Real Face』がもうホント最高で! 本来の歌割をメンバーそれぞれ交換して歌っていくんですけど(これすごく楽しかったからいつかキスマイでもやってほしい!)、JOKERラップを途中から舌もつれさせてカミカミになって田中氏と笑い合う亀梨くん、赤西ソロを本人にマイクを向けられてじいっと見つめられながら夢中で歌う中丸くん、亀梨パートをパーフェクトに歌いきる田口くん、そんなメンバーを横目に涼しい顔で自分のパートを歌い出す上田くん…とその6者6様にその場を楽しむ姿がホント最高で。もうそれを見ていると、こんな、ずっと彼らを見てきたファンでもない自分が今さら言うのはホントおこがましい事この上ないんですが、「何で…なんで6人でいられなかったの? こんなに才能豊かでカッコよくて美しくて最高な6人だったのにどうして?」という気持ちが溢れてきて仕方がありませんでした。

ただ、ライブ全編を通して見ていくと、特に赤西くんなどはちょっとアイドルとして振る舞うことが窮屈そうに見えるな…と思う部分もあり…他のメンバーに関してもアイドルというには良くも悪くも収まりきらないような気勢、抑えきれない主張の断片のようなものを感じたりもして。ものすごく個人的な勝手な意見なのですが、なんとなくグループが袂を分かつ事になったのはそういうところが起因している部分もあるのかなと思ったわけですが…

しかし、(そういった要因かは分かりませんが)やり場のないいら立ちをぶつけるかのようにハードロック調の曲を歌う彼らの声は力強くかつ哀切な響きを帯びているようで、聴けば聴く程もっと、もっと歌って!と知らず知らずの内に感情が高まっていったし、見ているこちら側の心をかき乱し振り回すかのような無軌道で奔放な立ち居振る舞いは派手に目を惹きつつもどこか儚げで、光がまたたきスパークする瞬間を見ているような心地がしました。鬱屈を溜めたような物憂げで気だるい表情すら魅力に変えてしまう、そんな強烈な求心力を持ち、自分達でも容易に制御出来ず持て余してしまうほどの個性・志向を持った人材を、抱え擁し続ける事が出来なかったアイドルという構造に、ここが限界点なのか…?と勝手にも思ったりしました。

ただ、ファンになってから3年足らずという短い期間ではありますが、私が今までキスマイを見てきた中で、アイドルというジャンルの中でいかに遊べるか、そして内部からその枠組をどれだけ押し広げていけるかという部分が面白いなとも思っていまして。

今回のライブDVDを見る限り、多少窮屈そうな部分は垣間見えつつも、脱退した3人も含め、KAT-TUNは全員が大勢の観客の前で歌いパフォーマンスすることを心から愛し楽しんでいるように見えました。そして、この時の興行は『Break the Records』というツアータイトルが示す通り、東京ドーム連続8日間公演という信じられないような、まさに記録を打ち立てるようなものだったといいます。

絶大な人気を誇り、生ける伝説のようだったグループ。もし、もし、あんな事もこんな事も乗り越えて、KAT-TUNが6人のまま続いていたとしたら。自己プロデュース能力に長け、デビューから10年以上が経ち皆30代となった今でも(脱退した3人も含め)全員美しさを保ったままの、華と才能を持ち合わせた奇跡のような6人が、この編成のまま続いていたとしたら。きっとSMAPのようでも嵐のようでもない、まだ誰も見た事がない、もっと別のアイドルとしての境地、到達点が見られたのではないかと思わずにいられません。

 

1人去り2人去り、そして3人となったKAT-TUN。今は充電期間としてグループとしての活動を行っていませんが、個々人の目覚ましい活躍ぶり、多岐のジャンルに渡る素晴らしいお仕事の数々は周知の通りです。3人が再び集結する時は、彼らの持ち歌にもあるフェニックスの名の通り、地の底から炎を身にまとい甦る不死鳥のように、必ずまた以前にも増して強く誇り高く美しいトライアングルを見せてくれることでしょう。それはきっとそう遠くはなく、もう間近に迫っている気がします。

 

そして最後に。今回このライブDVDを見て、たとえどんなに年月が経っても、そのとき放たれていた魅力の輝きは決して色褪せず作品の中に残っていくものなんだと感じました。そして、世間の声がどうであれ、自分の目で見てみないと感じることの出来ない価値がある。世評も大事ではありますが、他の誰がどう言っていてもいいなと思うものには心惹かれるし、好きなものは好き。やはり私はこれからも自分の興味の赴くまま、見たいものをこの目で見て味わっていきたいなと思いました。

教えてくれてありがとう、KAT-TUN。そしてすべてのアイドルの皆さん、時を超えても人の心を動かすことができるあなた達の職業は、本当にすごいです。

 

 

 

キスマイ『Tonight』の魅力

来たる3月1日に発売されるKis-My-Ft2のニューシングル『INTER』の収録曲4作品(※通常盤の場合)の中に『Tonight』という一曲があります。

この曲は、試聴が開始されるやいなや私の心を掴み、その後楽曲フル解禁、歌番組でパフォーマンス披露…という運びとなった今でも落ち着くどころか想いはいや増すばかりで、いまだ私を虜にして離しません。

先日、あまりに想いが高じて手近にあったルーズリーフに個人的なTonightの見どころを好き放題に書きまくりノリにまかせてツイッターにupしてしまった程なのですが(しかも手書きの状態で…あの説はやたら細かい汚文字を読んでくださった方、本当にありがとうございました;;)、かなりコマい文字で書いたにも関わらず、やはり言いたいことはA4サイズには収まりきらず(特に衣装の事とかね!)、もっかいちゃんとツボなポイントを書き起こしたいなーと思ったので、改めてブログにまとめてみようと思います。

なんとまだ肝心の『Tonight』収録のシングル『INTER』は発売前というのにこの前のめりっぷりは我ながらちょ、落ち着けよww とツッコミ入れたくもなるのですが、とにかく自分がやりたくてしょうがないので突っ走ろうと思います。

基本的にツイッターにupしたものに加筆修正した感じなので内容は重複する部分も多いのですが、追加でメンバーそれぞれの見どころや大好きな衣装の事にも触れておりますので、もし興味のある方はちらと目を通してくださると嬉しいです。

 

《わたし的『Tonight』の見どころ》

●曲の世界観

強く美しくカッコよく!そしてどこか危うく刹那的…だが、したたかな泥くささも合わせ持つ!それがキスマイ‼︎ (今回いつものトンチキ要素は抑えめ)

 

⚡︎キスマイのダンス番長・千賀健永による振付⚡︎

シングル初にして、しかも最高傑作‼︎

⚡︎KENTO’sコンセプト⚡︎

「ぼくが考えた最強のKis-My-Ft2」(※わたしによる推測)

☆とにかく、キスマイがとびきりカッコよく強く美しくセクシーに見える振付‼︎

 

●印象的な振付

・誘うような指クイに自らの体に手を這わせて突き上げるように腰クイ(特に宮田くん照れずにしっかりやってくれている。エラい!あと胸ダン(力強く鼓舞するように自分の胸を片腕で叩く振付)もめっちゃ激しくやってくれている。こちらも要チェック!)

・7人一斉鮮やかにターン(何度かある。まじで目を奪われる。壮観)

 

〔曲冒頭〕

・ポーズをとった者の体に順に触れ次々と繋がっていくフォーメーション。まるで七岐の大蛇。(ヤマタノオロチの七頭版的な)  一説には「inter」の文字を形どっている?そうな…

・パリピモード全開な玉森’s鬨の声「Com’on!」(また出た!「カモン」←キスマイの曲では準レギュラー化)

今回、いつものゆるふわBOYモードは封印し、攻撃的な野獣系アイドルな一面を見せている玉様。上目遣いが好戦的な小悪魔感を出していて大変良いです。

・Tonight Tonight night…Tonight Tonight night… 呪文のようなリフレイン。でも気づくと自分もうっかり口ずさんでる。

・ハスキーボイスな二階堂によるラップ(通称:ニカラップ)からの千賀によるクールな「3,2,1 Break it down」で、グループの最年少コンビ・ニカ千のイキの良さと本気パフォーマンスモードにノックダウン!

・「今夜全て掻っ攫う」と初っぱなから狩猟盗賊系アイドルモード全開な北山。このアグレッシブな挑発性、彼の「狙った獲物は逃がさない」的アイドル基本スタンスを如実に表す秀逸なフレーズ。

〔中盤〕

・舞祭組VSフロントみたいな交互に掛け合う息つく間も与えないようなラップ。迫力あってバトルみたいでいいよいいよ!

・藤ヶ谷氏によるエアピストル(ウインク付き)で「ね・ら・う・の・は!YOOOOUUUU!!!!!!!」荒々しく男性的な曲に色っぽく魅惑の華を添えるがや様の真骨頂。ベタな事をやっても決してクドく見えず効果的なアクセントになるという良さは彼ならでは。MVにはあるが正式な振付ではないので歌番組で見られないのが惜しい。ライブではぜひやってほしい。

・藤ヶ谷中心に皆がパッと拡がるフォーメーション。人間曼荼羅みたい。(なんか召喚しそう)北山ver.もあるようなのでMVが楽しみ。余談だが、藤北コンビを仏で表すとしたら、がや様は弥勒菩薩でみっくんは不動明王だと思う。あと横尾さんは帝釈天でニカちゃんは阿修羅!(宮玉千は洋モノっぽいので、宮っち:メディチ、たま:ダビデ(かミロのヴィーナス)、千ちゃん:マルスって感じかな〜)

〔クライマックス〕

・たたみかけるようなニカラップを合図に7人が一斉に押し寄せる波のように連動する華麗なフォーメーションはまるで波状攻撃。必殺技⁉︎ 二カメハメ波‼︎

 

●衣装

黒レザーのバイカースタイル+和装テイストで、ファーやスタッズ、アクセじゃら付け等の装飾てんこ盛り。着飾ったスタイリッシュ戦闘系山賊スタイルという、わたしがめっちゃ好きなやつ!フロント3人は赤がアクセントに入っていて、舞祭組4人は青。

がや様の腰にバンダナのように垂らした赤い帯みたいなアイテムがターンする毎に映えてとても綺麗だし、宮田くんの上着前面に付いてる藍色のサラっとした布は動く度に揺れてすごく素敵です。あとニカちゃんの粒の大きい4連くらいのネックレスが山伏みたいでなんかご利益ありそうだし笑(全体の格好はもちろんカッコいいよ!)、千ちゃんは本気ダンス時のおなじみ・グローブ装着!で彼のこの曲に対する気合いを感じられる。みっくんは赤に金!の色合わせが1番はっきり出てて王道で派手で超ヒロミツって感じだし、華やかな和柄の着物スリーブに黒ストール、がや様と同じ素材の赤帯…と色々盛ってもクドくならず着こなしちゃうというスマートさは小顔でスタイル抜群な玉さんならでは。

そして!みんなカッコいいけどやはりこの出で立ちの横尾さんは最強にクール!今のちょい長めのアシメパーマ髪型に腕長脚長が引き立つこのスタイリングの横尾さんはシルエットが神!(膝にシルバーの装甲みたいなポイントが入ってて膝下の長さ…!ってなる) ダークでミステリアスな帝王感満載なので、みんな見てくれ‼︎ (自担だけに力が入る…)

あと今回、何と言っても特筆すべきは全員右腕を露出したノースリーブ仕様というのがキモ。右腕を振り上げる、振り降ろす、自分の胸を鼓舞するように叩く等、腕を使った振付が多くあり、それらに力強さとセクシーさを加味しまくって、この上ないインパクトを与えています。

 

●楽曲

装飾たっぷりのギラギラな音に全編ハイテンポで爆走しっ放しのようなダンスナンバーだが、どことなく哀愁漂うマイナーコードのメロディラインに走り続けることを宿命づけられた者たちが持つ切なさも覗かせる… でも誰も知らぬ明日を夢見ることをやめられないからLove Fighter(※歌詞にある。つーか哀・戦士?)は暗闇を疾走し続けるのだ…心に炎をたずさえて…!

\\\\ Burning the fire all night ‼︎ //// キタミツが吠える‼︎ カッケー!

行き着いた果てには眼前に広がるコロシアム(闘技場)、その上には高くそびえ立つ城!

そう、彼らの戦いはまだ始まったばかり、本番はこれから!あの城、絶対獲ったる!頂を目指して…‼︎ To be continued…

 

というわけで、今回の特徴としては、MVの暗闇に松明の火が燃え盛る奇岩城の広間みたいなロケーションといい、覆面黒装束のダンサー陣、岩山から姿を現わす巨大コロシアム+城郭群を断崖から野心たっぷりの瞳で虎視眈々と狙い定めるキスマイという、少年マンガ好きにとってはたまらない世界観となっております。しかもタイプの違う見目良い容姿・キャラクターを取り揃えゴツみの無くしなやかな強さ・ラインを持った動く二次元みたいなジャニーズである彼らがやるってとこが面白い。

セクシーでカッコいい男子にときめく女心 & 仲間達と力を合わせてバトルの末つかみ取る勝利に憧れる少年心、その両方を刺激する内容。私のようにこういうのが好きなタイプの人にはかなりはまる作品になってるのではないかな?と思うので、興味を持った方はぜひ手にとって楽しんでみてほしいなーと思います。

あと楽しみ方としては『Tonight 』と一緒にシングル『INTER』に収録されている『君のいる世界』(白タキシードの7人の新郎達が愛を囁くキラキラ王子曲)、『SEVEN WISHES』(明るく爽やかで解放感のある前向きなメッセージソング)などと聴き比べてみるのもまた一興。キスマイの曲毎にキャラが違いすぎる、あまりの振り幅のでかさにウケること必至です。

 

そんなこんなで、やっぱめっさ長くなってしまいましたが最後まで読んでくださった方、もしいらしたら本当にありがとうございますT_T

はー、それにしても発売日がむっちゃ楽しみだ^o^‼︎

横尾さんの10000字について《私にとってのアイドル》

MYOJO12月号のみっくん(北山宏光)回を以って、キスマイの10000字インタビュー第2弾が終了した。

この企画の魅力って、やっぱりアイドル1人に対してのインタビューとしては格段に長い文字量だと思う。もちろんあそこで語られている事が彼らの全てだとは思わないけれど、10000字というボリュームの中では、彼らが普段の活動の中ではなかなか改まって言葉にする事のない、自分達の現状に対する認識や葛藤、アイドルとしての矜持や目標、そしてひとりの人間としての感情の揺らぎのようなものを何となく感じる部分もあって、7人それぞれ興味深く読んだ。思うところは皆に対して各々あったけれど、今回はその中でも特に私が好んで応援させて頂いているメンバー、横尾渉さんのインタビューについてつらつらと書いていきたいなーと思います。

 

今回の横尾さんの10000字インタビューは、読めば読む程、どうして自分が横尾さんのファンになったかをつくづく実感するような内容で。読み終わったあと前回の10000字もたまらなく読みたくなって、思わず本棚の『裸の時代』を引っ張り出してきてしまった。

私が横尾さんのファンになったきっかけは幾つかあるけど、その中でも、書籍『裸の時代』(しかしスゲー題だな…)にもまとめられた前回の10000字インタビューを読んだ事はかなり大きい。

キスマイにはまる前、私はアイドルの方々に対して「ハッタリがうまい人達」という印象を持っていた。(すみません…今はきちんと実力に裏打ちされた優れたパフォーマンスをされる方も数多くいらっしゃるという事は重々承知しております…。) 本職の歌手やダンサーほど歌やダンスのスキルが高いわけではないけれど、力が足りなかろうが多少失敗しようが、いざ人前に出たらハッタリかまして「それが何?」って顔して、にっこりと微笑んでポーズを決める。その姿には、実力だとかレベルだとかはよく分からないけど、圧倒的なファンの歓声の大きさも手伝って、有無を言わさぬ旬の勢いと輝きがあり、見ているこちら側も「これもアリなのかな」ってなんとなく納得させられてしまう。当時はその姿にどこか実体がないような気がして釈然としない部分もあったけれど、夢や憧れを提供すべくアイドルには、かりそめでも自分に暗示をかけて胸を張って人前に立つという、そういった舞台度胸が必要というのは今では何となく分かる。ステージ上で自信を持って立っているか否かは、たぶん子供が見てもある程度は分かるんじゃないかと思う。「俺を見ろ」という意識で立っている人には独特の迫力があり、やはり目を引く。根拠なき自信でも、やり続ければいつの間にか本物のオーラに変わるという事はよくある話だ。

でも横尾さんはそういう姿勢とは対極にあって、自分が楽しい時にしかほぼ笑わないし、振付を誇張するような動きをしたり、過剰な自己アピールや自分を実力以上に大きく見せようとしたりという事をとんとしない。
パフォーマンス面でもそうだし、出演番組でもそう、インタビューに至っては、大きく出るどころか必要以上に自分を卑下する有様だ。(あ、これ、私がファンになった当時の話です。今は大分変わってきた部分はあるかと思います。)
彼がなぜそういう「…ホントにアイドルなんスよね?」的性質になっていったかについては、前回の10000字でそれはもうたっぷりと語られていて、その内容は他グループも含めて10000字インタビュー連載史上最大の反響(多くは非難・酷評)を巻き起こしたという訳なんですが…。

でもね、あの当時キスマイというグループに興味を持ち始めつつも、一部のスターを除いてどこかまだアイドルという存在に懐疑的だった自分にとって、あの横尾さんの10000字インタビューは、まず人としてすごく共感し、それまで自分が持っていたアイドル観をがらりと変えるようなものだったんですよ。

自分に自信が無くて、周りの仲間と同じようには希望や志を持てなくて、真っ直ぐな心持ちで他者や仕事に向かっていくことが出来ない、そんな自分が後ろめたくて堪らなくて。でも、そういう自分が所属する、タレント・スタッフ始め立場を異にする人びと皆で一つのものを創り上げていくエンターテイメントの世界が、尊敬する先輩や気持ちを分かち合える仲間がいるジャニーズの世界が、大嫌いで大好きで愛着がありすぎて、自ら辞める事も出来なかった。だから、最後の最後でアイドルという道を選び、批判覚悟で今までの思いを吐き出した上で「これからの自分を見て下さい」と言った彼に、私はすっごくグッと来たんだよね。
こういうこと考えながらアイドルやってる人がいるんだ…!って目から鱗で、(否定的な意見を持つ方に対しては不謹慎かもしれないけど)こういう人がいるんだったら、なんか思ってたよりアイドルっていうフィールドの懐は広く面白味のある世界なのもしれない…と、がぜん興味が湧いた。
そして、頑なでシニカルなタイプかと思えば末っ子体質の人たらし(動物たらしでもある)、しょっちゅう緊張で震えちゃう位あがり症かと思えば上空3800mからのスカイダイビングは大ノリで誰よりも楽しんじゃう、歌やダンスがいまいち苦手な不器用アイドルかと思えば異様に料理上手だったり、侘び寂びまで漂わせる味わい深い俳句を詠めたりで、「こういう人なのかな」って思ってると、エ⁉︎そう来るの⁉︎っていう事の連続で、見ていてホント飽きなくて。手脚の長いスラリとした体型や端正な辛口大人顔という私のどストライクな外見も相まって、いつの間にか深くて底知れない横尾沼へとはまっていた訳ですね…


こちらの期待を何もかも網羅してくれるパーフェクトアイドルではない。穴や弱点を目にする事も色んな場面である。だけど、彼が持つ不完全さは時に、絵に描いたような完璧以上にグッとくるものがあって、ハッとするようなきらめきや、不思議な味わい深さを見せてくる。それは、私にとって何物にも代えがたい魅力なんですよね。

きらびやかな衣装を身にまとい、歌って踊って笑顔を振りまく、そういうのがアイドルだと思っていた。でも多分、それは彼らの姿のひとつで、歌もダンスも演技もバラエティも、何をするにもまずその人がやるから見たい、その人だから見たい、とファンに選ばれる存在がアイドルなのかもしれないと今は思う。秀でた特定のジャンルに特化した歌手、俳優、芸人さん等とは異なり、まずその人自身の容姿・雰囲気含めパーソナリティやキャラクターの魅力が真っ先に求められる職業。そういう意味では、横尾さんが横尾さんであるということに日々魅了されている私にとって「横尾渉」という人はこの上なくアイドルなんですよね。

今回の10000字を読んで、横尾さんもキスマイも、今後は選ばれたこと…デビューさせてもらった事、ある程度集客力を持つグループになった事、に対しての根拠を証明していく時期へ本格的に差しかかっているんだろうと思った。そして、もっともっと多くの人に選んでもらえるように、よりグループとして大きく確かな存在になっていく為に、誰の目にも認めてもらえるような説得力を打ち出していく。今回の10000字を読むと、そこの部分を見据えた発言がかなり見受けられた気がする。

横尾さん個人のことを言うと、いまだ迷いや葛藤も抱えているのは伺えるし、相変わらず歯に衣着せぬ、かなり身も蓋もない言い方をしている部分もあるけど、でも全体的には前回よりもずっと前向きで、落ち着いた視点で物事を見ているなと感じる。いい意味で図太く、しなやかになった印象を受けたし、何よりメンバーに対して、甘くはないけど、ずっと目線が柔らかくなり、寄り添うような言葉が並んでいるなと思った。

 

人生には色んな選択があるし、何が起こるか分からない世界だけれど、私はキスマイを見るのが好きで、Kis-My-Ft2の一員である横尾さんを見るのが大好きなので、今いる場所とお仕事に愛と誇りを携えて、模索しながらも自分なりのアイドル道を突き進んで行って貰えたら嬉しいなと思います。
アイドルという職業を選んでくれてありがとう。Kis-My-Ft2でいる事を選んでくれて、本当にありがとう。

SMAPについて

約一年前、キスマイ4周年という事で何となく気が向いて書きなぐり、あまりの長さに自分でもドン引きし、その後放置したままだったこのブログ。まさか次に書くのがSMAPについてだとは思わなかった。でも、一年前のブログにも書いた通り、私がキスマイファンになった大元のきっかけはSMAPで。加えて彼ら5人は子供の頃から当たり前のようにTVで見てきた存在で、今現在のこの状態には自分でもびっくりするほど動揺していて、毎日何かしらぐるぐると考えてしまう。いつものツイートにはとても収まりきらないので、ちょっと書き置きたいなと思います。

キスマイのようにFCに入ったりライブへ行ったりするような熱心なファンでは決してなかったけれど、子供の頃からずっとTVで見てきたからあの5人は私にとってドラえもんとかミッキーマウスみたいな存在で。

キックベースをやったり着ぐるみ姿でコントしたり、セレブリティに世にも美味しそうなご馳走を振るまったり、恋に惑うピアノ青年だったりソムリエだったり余命いくばくもない教師だったり新撰組局長だったり名司会者だったり。

そんな彼らを見て、ときめいたり、いっぱい笑ったり、時に涙したり、考えさせられたり。沢山の感情を貰った。

カッコよくてチャーミングで、でも適度な抜け感もあって、真面目な事でも面白おかしい事でも等しくベストを尽くし、とびっきりゴージャスなエンターテイメントを魅せてくれた。

チャンネルを合わせれば常に水準以上のものを見せてくれる。TVの向こうの遠い存在だけど、どこか心の近くに居る、普遍的なヒーローそのものだった。だから、ドラちゃんやミッキーみたいな存在。決して完璧ではないけど、でもそんな抜けたトコや隙の部分すら親しみやすさやチャームポイントに変えてしまう、愛すべきお兄ちゃん達。

私はあんなにTVの前で臆する事なく自由に自分を表現できる人達を知らない。TVにおけるサイズ感、そのダイナミズムを熟知し、絶妙なバランス感を伴って、自分達がどんな風に振る舞えば面白いか、楽しいか、カッコよく見えるか、視聴者の人々の心に届くのか、彼らはそのやり方をこの上なく心得ていた。正にTVエンターテイメント界の雄。もしあの稀有な五重奏が見られなくなる事があるとしたら、日本のTV界の何かが終わってしまうのではないかとさえ思う。

そして、とかく若さが持てはやされがちなこの国のアイドル業界において、歳を重ねた大人の男達だからこそ持ち得る余裕と遊び心から来る、重厚かつ軽妙洒脱な洗練された近年のパフォーマンスは本当に見応えがあった。表舞台に立つ者達には必ずその年代に応じた魅せ方というものがあるのだと、時に変化しながら、でも本質はそのままに、常にその姿を以って教えてくれた。第一線のアイドルグループが少年期、青年期を経て成熟期から老成期へと向かう、その前人未到の境地へと突き進む彼らの姿を、ずっと見て行けるものだと今まで疑った事もなかった。あのスマスマの会見をみた時でさえも。

だから私は、いまだに信じられない。報道で発表された通りに事が進むということが、メンバー全員の肉声のラジオを聴いた今でさえも、どこかピンと来ていない。もちろん彼らの意思を否定したいわけでは無いんだけど、それが彼らの本心なのか、どうしても訝しんでしまう。そして、彼らに限ってそんな事が現実に起こり得るのか?まだウルトラCがあるのではないか?と考えてしまう状態だ。

曖昧でぐだぐだで、いまだにあれやこれやをどう受け取っていいか分からない、後輩グループの1ファンではありますが、SMAPの皆さんに、今まで本当に多くの思い出と感情を貰ってきた人間として、とにかく、彼らと彼らを愛する全ての人々の気持ちが報われる未来であってほしい。今はただ、それを願っています。

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未知との遭遇

お題「ジャニヲタになったきっかけ」

きっかけは、SMAPだった

先日、フジテレビで27時間TVが放送されていた。
めちゃイケメンバーとSMAPの水上騎馬戦対決を眺めながら、私はふと「キスマイを好きになってから、もう1年が経ったのか」と思った。
そう。何を隠そう、私は去年の27時間TV内で放送された『スマップbusaiku⁉︎』出のキスマイファンなのである。
『キスマイbusaiku⁉︎』という番組が深夜帯に放送されていることは何となく知っていたが、通して番組を見たことも無く、キスマイについての知識もほぼ無かった。(「Kis-My-Ft2」の読み方だとか、何人組かも知らなかった。)
ただ、SMAPがメインパーソナリティーを務めた昨年の27時間TVは、茶の間ファンの自分でも「やっぱりSMAPは、面白くって格好いいな。さすがだな。」と唸らせられるような魅力的で見応えのある企画が多く、その流れでスマブサも、一応チェックしておこうとチャンネルを合わせたのであった。
スマブサ自体は、生放送という事もあり、いかにもぶっつけ本番というか、行き当たりばったり感は否めなかったが、女子ウケを求めて見目良い男性たちがあの手この手で奮闘する姿を見るのは、やはり楽しかった。
「普段はどんな感じでやってるのかな」と興味を持ったのが、レギュラー放送の『キスマイbusaiku⁉︎』を見始めたきっかけである。

キスブサは、想像以上に面白かった。
毎回一つのお題が出され、キスマイメンバー7人はそのテーマに対し『いかに女心を掴むか』という観点で、自分が最もカッコいいと思うセリフや振舞いを盛り込み、数分のVTRを用意する。 それをキスマイファン以外の女性100人が審査し、1位〜7位まで順位付けされたものをメンバー7人+その回のゲスト+佐野瑞樹アナで、スタジオであれやこれや言いながら見ていく…というのが、番組の主な流れなのだが、意外だったのが、キスマイ(特に下位メンバー)の行動や言動が、女心のツボから結構ズレているという事だった。
スマブサの時も、藤ヶ谷さん、玉森さんあたりは、まあ見れるかな…他のメンバーは…という感じだったが、あれは生放送。しかも大先輩のSMAPとの共演で彼らの緊張度もMAX状態であったようなので、きちんと対策を練り、考える時間を与えられるレギュラー放送ではまた様子が違うんだろうと思っていた。
確かにキスブサでは、ある程度流れも整えられ、盛り込まれる要素も多く、VTRとしての完成度は格段に高かった。しかし、下位のソレは、やはり女子ウケのポイントからは毎回かなり外れていた。

普通の一般男性ならいざ知らず、ジャニーズアイドルともなると、幼い頃から多くの女子の歓心を得るべく、ありとあらゆる術を身につける、というイメージだ。それが実を結び、人気を博したからこそ、彼らはCDデビューも果たしているのであろう。年若い頃から黄色い歓声を一身に浴び、おそらくリアルの生活においても異性からは引く手あまた。モテという観点では常に、ヒエラルキーのトップであったのではないだろうか。いわば彼らは乙女心を掴むプロのような存在であるのだから、当然、女子の扱い方なんて心得たものだろうという先入観があった。
しかし、フタを開けてみれば「え、ソレやっちゃう? ソレ言っちゃう?」のオンパレード。もちろん、ウケ狙いや画的なインパクト等を考え、多少オーバー気味にやっている部分もあるとは思うが、それを差し引いても、特に下位6・7位あたりは、女子の胸キュンポイントからのズレっぷりがすさまじく、毎回そこらのコントを見ているよりよっぽど面白かった。(※注・褒めてます。)
そんなわけで、キスブサを見始めた当初は、自分の実体験等も思い出したりしながら、男女間の価値観のギャップや感性の違いなど、どちらかというと制作側が意図する番組の狙いのような部分を楽しんでいたのだが、回を重ねるごとに、徐々にキスマイメンバー本人たちに興味を抱くようになった。

とにかくメンバー達の、あらゆる場面でのリアクションが良い。各自VTR中の迷言・珍行動には爆笑し、突っ込み、的確でセンスのあるセリフや振舞いには口々に歓声を上げ褒め称える。
また、VTRの映像には、審査した女性達の批評コメントがtweetのごとく逐次テロップで挿入されるのだが、上位者への称賛に対して、下位者へは非常に辛辣で容赦の無い一言が飛び交うため(例『キモイ』等)  、最初は私も「ジャニーズの人にこんなこと言っていいのか…⁉︎」と軽く衝撃を受けた程だった。しかしメンバー達はこれに対しても、多少メゲながらも茶目っ気たっぷりにブーたれたり、拗ねたり、時にドヤったり、全身で一喜一憂する姿が、学祭等のイベント事に興じる男子校の学生的わちゃわちゃ感を醸し出しており(はい、女子がすごく好きなやつですね)、「なんて楽しくて愉快なあんちゃん達なんだ…!」と、どんどん好感を持っていった。

あの番組の良いところの一つに、必ず7人全員のVTRが放送されるという事が挙げられると思う。よくあるバラエティのように、その日インパクトの強い発言をしたり、良いリアクションをした人だけがピックアップされるのではなく、毎回必ずメンバー7人全員に一定の持ち時間が用意されているのだ。しかも、『○位△△□□』と、順位+フルネームがバーンと画面全体に表示されてからVTRが始まるため、本人たちの顔と名前を、私はかなり早い段階で覚えることが出来た。加えて、各自VTRの内容はメンバー自身が考えているという事で、回を追う毎に、それぞれの性格や考え方の傾向、得手不得手の分野など、メンバーの個性や人柄が自然と分かってくる寸法だ。つくづく、売り出し中のアイドルにとっては、良い番組である。
まあ、それはともあれ、キャラクターが分かってくると、彼らに対してさらなる親近感、関心が湧いていった。

余談だが、私は当時ジャニーズアイドル(SMAPや嵐などの国民的売れっ子で場数踏んでいる人達は別として)、特に二十代前半くらいまでの若手の人達に対しては、『爽やかでイイ子だが、喋りもやる事もあまり面白くなく、そもそも自分(たち)が主体的に場を盛り上げようとする気が無い』という偏見を持っていた。バラエティー番組などのゲストで登場しても、画面に花を添える要員というか、それがたとえ自分たちのレギュラー番組だったとしても、どこか受身で、基本的に自分(たち)のスタンスを崩さない人達というイメージだった。(ハイ、今ならソレがどんなに誤った認識か分かります。SEXY ZONEのケンティーとか、スゴい面白いですよね…)
だが、キスマイはそんな当時の私の勝手なイメージとは大きく駆け離れていた。誰かが放った一言や振りに対して瞬く間に複数の反応が返ってくる。トークの瞬発力と連動性が良いな、というのは最初の頃、特に感じたことだった。粗さや拙さも見えるし、時には空回りだってするけれど、自分たちが場を盛り上げよう、番組を面白くしよう、求められるものを察知し、それ以上のものを出してやろうというアグレッシブな気概に満ち溢れているように見えた。
特に、比較的早い段階に、キスブサの『舞祭組スカイダイビング・第一弾』を見たのは大きい。彼らにNGは無いのか⁉︎ とこちらが若干心配になるほど、およそジャニーズらしくない体当たりで無防備な姿や絶妙なリアクション芸で笑いを提供しつつも、飛びきった後の舞祭組4人の言葉は、自分たちの現状や物事の本質を捉えた名言連発で、それを見守るフロントメンバー3人の姿も含めて、思わずホロリとさせられる、神回だった。個人的に、見ると非常に元気を貰えるため、今でも定期的に見返す回である。
無茶振りされても全力で、無骨に、時にユーモラスに立ち向かう。スベッても、次の瞬間には取り返しに行こうとする。ジャニーズだけど、こちらが突っ込んでもいいんだと思えるような親しみやすさと気取りの無さを持った彼らのキャラクターは、とても新鮮だった。

そしてある時、キスブサの過去映像を何度目かで見返している際(うーむ我ながらこの時点でかなりキテますね…)、バックで流れている、このやたらポップでキャッチーな曲は、もしかして彼ら自身の持ち歌ではないか、という考えに至る(遅い)。
そう、最近こそ、その時々のシチュエーションに応じた著名なJ-POP曲(西野カナケツメイシ等)が使われる事がほとんどだが、初期の頃のキスブサは、BGMにキスマイ自身の楽曲が使用される機会が多かった。
というわけで、耳についた歌詞を頼りに検索し、曲名を知る。爆笑。『キ・ス・ウ・マ・イ〜Kiss your mind〜』て‼︎  なぜせめて『Kiss your mind』ではいけないのか? タイトルからしてスゴい! やっぱジャニーズ恐るべし‼︎‼︎ (関係各所、スミマセン。今では笑いつつも、めっちゃ大好きです。) 
小中学生以降、SMAPや嵐等の一部のヒット曲以外、アイドル楽曲をほとんど耳にして来なかった身にとって、純正アイドルソングは非常にインパクトが強かった。
だが、歌詞など色々調べていく内に、そのキッチュでチャーミングなアイドル特有の世界観が何だか楽しくなってきて、ジャニーズソングというものに対し若干の抵抗を感じつつも、彼ら自身が歌っているところも見てみたいな、という気になった。キスブサのカラオケ回で皆、意外に歌が上手いという印象を持っていた事も大きかった。(藤ヶ谷さん、北山さんは元より、他メンバーも普通にカラオケがうまい男子、くらいには上手だと思っていた。横尾さんに関しては、まあ、一般的に考えたら、普通はこんなもんだよね…という感じ。)
という事で、やっと、やっと、キスマイの歌唱&ダンスパフォーマンスを目にするに至る。すると、「え、なんか結構、聴きやすくて良い歌多い… (チュッチュチュッチュ言ってたり全体的に歌詞はスゴいけど…) 歌やっぱ上手くないか? ラップもニュアンス出てて、違和感なく曲にハマってるし。ハイテンポな曲多いけど、ガシガシ踊ってて、なにげにダンス上手いよね?…みんなカッコいいじゃん…‼︎ アイドルって、楽しい…‼︎」
という事で、そこからは、転げ落ちるみたいに加速してCrazyAccel(by.ABC-Z)のごとき一途をたどり、今ではキスマイのレギュラー番組は毎週録画&複数回リピート、歌番組は高画質で録画&Blu-ray保存、CDが出たら多種購入、という有様である。しかし、楽しい。本当に楽しい。
たしかに約一年間、彼らの活動を追ってきて、時に苦さを感じることもあった。だがやはり、それを含めても、彼らや彼らを取り巻く世界は実に興味深く、魅力的で、なかなか目を離さずにはいられない。
私の知らない、今まで見ようともしていなかった場所には、こんなに楽しく憎めない、何とも素敵なやつらが存在していた。
この世界には、まだまだ不思議と未知が溢れている。我ながら大げさだなとも思うが、それが今の正直な気持ちだ。
教えてくれた彼らには、ただただ感謝である。
Kis-My-Ft2の皆さん、デビュー4周年、本当におめでとうございます。

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