不思議にひと触れ

Kis-My-Ft2とその周辺について

キスマイ『赤い果実』の世界で遊んでみる

先日、11月29日に発売されたKis-My-Ft2の20枚目のシングル『赤い果実』。

ミステリアスで意味深な歌詞に緊張感を煽るようなサウンド、まるでレ・ミゼラブルや三銃士を彷彿とさせるクラシカルなヨーロピアンテイストの衣装に身を包むメンバー7人。そんな彼らが雲間から刺す光を浴びて大旗を掲げ立ち並ぶ姿や、鎖で繋がれながらも挑戦的な瞳でポーズを決める姿など、個人的ドツボすぎる魅惑のアートワークに発売前からワクワクしっぱなしだったわたし。(鎖はダンスでも使用するよ! フォーメーションかっちょいいし背徳感ハンパなくてやばす!)  

そして極めつけはショートムービー版MVの玉森氏の麗しいこと… 白い肌に紅い唇の憂いを帯びた表情は敵方に囚われ煤で薄汚れてもなお美しく、終盤仲間たちに救け出された後、ひとり大きなフラッグを掲げる姿の気高さたるや…! 終始やんごとなき美しさに溢れていて、どう見ても身分を隠し闘いに身を投じる王子にしか見えない。もうわたしのなかの中二心がくすぐられてくすぐられて仕方ないので、主にショートムービー版MVから派生し脳内に勝手に浮かんだストーリー設定とキャラクター設定を思いつくまま書いていこうと思います。すべて個人による妄想です! そういうのはちょっと…という方はこれ以降はお控えください>_<

 

 

‪赤い果実【妄想ストーリー設定】‬


‪かつて音楽の都として栄えた王国は列強の侵略に遭い、街は占領され国力を削ぐため音楽を禁じられる。すっかり活気を失った国と民の姿を案じた王子は、音楽を通じて交流を深めた生まれも育ちもバラバラだが個性豊かな仲間達と共に、7人でレジスタンスの秘密結社“赤い果実団”(ネーミングどうなん←)を結成する。国の心そのものであった音楽をもう一度国民の手に取り戻すために…!

‪“赤い果実団”の名称は国花である椿の実から。ちなみに事を秘密裏に運ぶため7人は互いを北斗七星の星の名のコードネームで呼び合います。(中二設定でたw)

‪Ki:アリオト
‪S:メラク
‪M:ドゥーベ
‪Y:アルカイド
‪F:フェクダ
‪T:メグレズ
‪2:ミザール

‪おふろ氏(@ofuroofuroofuro)よりこの設定を借りました。アリガトウ!‬

 

 

 

‪赤い果実【妄想キャラクター設定】‬


‪T:メグレズ
‪かつて音楽の都として栄えた王国の王子。王位への関心が薄く、こっそり街へ出て民衆の間で流行っている新しい音楽を開拓したり、気の合う仲間達と合奏したりする方が楽しいという気ままな平和主義者だったが、生まれ育った国と民の危機的状況を目の当たりにし、自らの手で国難を救うべく奮起する。仲間たちと合奏する際はリュートを奏でる。‬

 

‪Ki:アリオト
‪かつて街でいちばん繁盛していた肉料理と酒が旨い音楽酒場の若き店主。店にお忍びで通っていた王子と交流を深め、街が占領された後は王子の志に賛同し、レジスタンスの一員となる。ハートの熱い、頼りになる皆の兄貴分。自らも酒好きで気分が良くなるとギターで自作の歌の弾き語りを始める。‬


‪F:フェクダ
‪元・宮廷楽師。彼の美しい歌声と銀の竪琴を奏でる姿は国の老若男女を問わず魅了した。王子が平民の店に出入りすることを最初は快く思っていなかったが、王子に付き添いアリオト達と交流を続ける内に徐々に打ち解け、やがて強い絆で結ばれていく。‬

 

‪M:ドゥーベ
‪王子の乳兄弟であり無二の親友。幼い頃から陰日向に王子を支える。気さくな人柄からか、身分や立場の異なる者とも壁を作ることなく交流を深めることが出来るため、彼の意外な人脈が団員を救う事も多い。‬普段は温厚だが、ドラムを叩くと人が変わる。‬


‪Y:アルカイド
‪宰相の息子。国が侵略され敵方に寝返る高官も続出する中、変わらず王国にとどまり忠義を尽くす数少ない重臣一族の1人。歌唱はあまり得意ではないが音楽を心から愛し、音楽を創り奏でる者達に深い敬意を表す。仲間と合奏する際の担当楽器はチェロ。‬


‪S:メラク
‪王子の学友。名門貴族の息子だが平民文化にも興味津々で、王子らと共にしょっちゅう街の音楽酒場にも出入りしていた。気分が乗ると歌いながら踊りだす(やたら上手い)。涙もろいが泣きつつも思った事は割とがんがん言うタイプ。仲間と合奏する際はチェンバロを奏でる。‬


‪2:ミザール
‪天涯孤独のロマのヴィオラ弾き。淋しがりやだが人と群れるのが苦手で、演奏で日銭を稼ぎながらひとところに定住せず街から街へと移る流浪の生活を送っていたが、偶然立ち寄った街で運命の仲間たちと出会い行動を共にする事になる。実は出生の秘密が…⁉︎‬

 

 

…てな感じで他にも、王子と乳兄弟のドゥーベ、学友のメラクは幼い頃から王宮の庭園で隠れんぼや鬼ごっこでしょっちゅう遊んでいたため宮廷の使用人達からお花畑トリオと呼ばれていたり、アルカイドがアリオトの店へ訪れた際は「たまには魚もいいだろう」とか言って鮪のカルパッチョとか作って皆に振舞ってくれたり、敵陣に乗り込みミッションを遂行するため踊り子に変装したフェクダの美しさにまず団員たちが落ちそうになったり、あと一歩で国を救うことが出来る!っていう物語の終盤で、みなし子だと思われていたミザールが実は敵将の隠し子だったという驚愕の事実(ロマの民に拾われた赤子の時に唯一持っていた親の形見?のヴィオラに印された紋章から判明する…とかなんとか)が発覚し、実の親と仲間達の間で板挟みとなり苦悩するミザール、戸惑いつつも最後まで彼を思い信じようとする団員たち…というエピソードが展開されちゃったりなんかしてさ…

 

ハイ、ベッタベタですね…… つーかどう考えても7人の担当楽器のバランスわるすぎだし(キャライメージ先行で選んだため)、アルカイドの設定に個人的願望を盛り込みすぎだし(わたしが横尾担のため)、ミザールに闇設定を背負わせすぎだし(わたしがニカ氏の持つ闇属性が好きなため)、なんか色んな方向にあい済みませぬって感じなんですけど、いちおたくのささやかなお遊びとして許していただきたい………

 

という事で何はともあれ、こんな感じの7人が活躍する闘いあり友情あり笑いあり涙ありの2時間くらいのスペシャルムービーが観たいです! 舞台でもいいよ! あとアフタヌーンとかハルタあたりでマンガ連載してもらってもいい! エラい人プリーズ!